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NASAのハッブル宇宙望遠鏡を使って,奇妙な天体が偶然に見つかった. 上の写真を見てみると,He2-90と呼ばれるその天体は若くて,ダストに覆われた星で, 両側から物質を放出している狭いジェットがあるように見える. ところがそうではなく,この天体は惑星状星雲でいずれは死にかけの軽い星となってしまうと分類されている. ところが,ハッブルの観測ではその分類も違うことを示唆している. ハッブルの観測者たちは,この謎めいた天体は本当は若い星のふりをした 老いた星のペアではないかと考えている. そのペアの片方は膨大した赤色巨星で,外側の層から物質を放出している.その物質は重力の作用によって,回転しながら捕らえられ,パンケーキの形のような降着円盤をもう片方の星のまわりに作る. この星は若い白色わい星(太陽のような恒星もいずれこうなる)と考えられる. この白色わい星はハッブル望遠鏡ではダストの帯が邪魔をして見ることができない. |
